2012年12月10日 22:20
一部からは本人を批判する内容の投書などがあったらしいですが、完全なお門違い。
昨年の菅野もそうですが、拒否覚悟で敢然と指名した日本ハムの「ぶれなさ」、そして翻意させた交渉力を認めるべきものです。
下手したら2年連続でドラフト1位指名から入団拒否される覚悟をもってでも指名する。
拒否されるリスクと天秤にかけたら、そう簡単にできるものではありません。
そんな度胸、そして「その年で最高の評価をした選手を堂々と指名する」という一貫性は他のどの球団にあるんでしょうか?
今回の件に関しては日本ハムがすごかった。
ただそれだけ。
その一方、「今頃になって何言ってんだ?」というのが1名。
星野監督、激怒!日本ハム・大谷にモノ申す「ドラフトの意味ない」…楽天(スポーツ報知より)
「負け犬の遠吠え」とはまさにこのこと。日本ハムからドラフト1位指名を受けた岩手・花巻東高の大谷翔平投手(18)が9日、岩手・奥州市内で記者会見し、日本ハム入りを正式表明した。米大リーグ挑戦を翻意した胸中を激白。「日本一になって、また(メジャーに)挑戦したい」と決意を示した。大谷の日本ハム入りを受け、楽天・星野監督がドラフト制度を痛烈に批判するなど、球界からはさまざまな反応が出た。
楽天・星野仙一監督(65)が9日、仙台市内で取材に応じて、現行のドラフト制度を痛烈に批判した。メジャー挑戦を表明していた岩手・花巻東高の大谷が、1位指名を受けた日本ハムに入団することが決定。「日本球界に行くんなら、ウチも指名しとった。彼の将来は本人が決めることだけど、ちょっと大きな問題になる。これをやったんであれば、ドラフトの意味がない」と怒りをあらわにした。
想定外の事態に、物申さないわけにはいかなかった。当初、楽天も大谷の1位指名を予定していたが、本人の意思を尊重して指名を回避した経緯がある。「記者会見したんだから、ドラフト指名されずに米国にいくという格好だった。地元(東北地方)の選手だし、ウチが取らんといかん選手だった。前から(入団への)話ができていたとか、そう思いたくないし、そうではないと思うけど…」と複雑な心境を吐露した。
さらに闘将の怒りの矛先は、ドラフト制度そのものに向いた。「完全ウエーバーでないといかん。今までも逆指名だったり、中途半端。規則がついていってない」と主張した。現行のルールでは日本ハムが指名したこと自体に問題はなく、たとえ完全ウエーバーにしても今回のケースは起こりうる。それでも「理事会とかオーナー会議で問題になるでしょ。コミッショナーがビシッと言わんとアカン」と制度改革の必要性を訴えかけていた。
大きな問題にも何にもなりません。
「◎◎以外はメジャーへ」と言い出す輩よりは数千倍マシ。
プロ志望届を出した時点で日本の球団には指名する権利があるんだし、リスクを恐れて勝手に自分たちが下りただけ。
文句を言うなら、堂々と指名すればよかっただけのことであり、降りた(逃げた)ところに文句を言う資格は一切ありません。
制度改革というのなら、MLBへ行きたい場合は「プロ志望届を出すな」とすれば終わる。
完全ウエーバーにしたら、指名していたのか?。
どうせ楽天はしなかっただろうし、日本ハムは指名する。
何も変わりませんよ。
今回の翻意は日本ハムだからこそできたことかもしれませんし、相手を褒めたたえておしまいのはず。
己の器の小ささだけを激しくアピールしてどうするんでしょうね……。
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