2012年10月02日 22:12
「落合戦記」でそう書かれた守備のスペシャリスト・英智が戦力外通告を受け現役引退、そして来季のコーチ就任を表明しました。
爆笑を誘ったあのお立ち台、あの守備がもう見られない……。残念としか言えません。
英智選手が引退(中日ドラゴンズ公式サイトより)
英智選手が今季限りで引退することとなり、来季からはコーチングスタッフとして選手の指導にあたります。
英智選手は県立岐阜商業高―名城大を経て、98年のドラフトで4位指名を受けドラゴンズに入団。俊足強肩を活かし、守備固めや代走で活躍を見せ、04年にはゴールデングラブ賞を受賞し同年のリーグ優勝へ大きく貢献しました。
10月2日に球団事務所を訪れ、その後に行われた会見で「本日、14年の選手生活に幕を下ろすことを、ここに報告させていただきます。ありがとうございました。中日ドラゴンズには星野監督に入団させて頂いて、山田監督に鍛えて頂き、落合監督に見出して頂いて、そして高木監督で幕を閉じるという素晴らしいシナリオで今日に至りました。生まれてこの方、ドラゴンズのファンでした。テレビのヒーロー番組の中で変身して、敵と戦っている、そんな夢心地の毎日でした。強いドラゴンズをつくって頂いた監督、コーチ、並びに故障続きの自分を支えて頂いた裏方さん、スタッフの皆さんに大変感謝しています。この場をお借りしてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。」と、お世話になった人たちへの感謝の気持ちや選手時代の思い出など、時折、涙を浮かべながら話しました。
最後にポストシーズンへ向け「自分も今まで通り戦力とみてもらえるよう、ナゴヤ球場で体を動かしてきました。目の前に山がある限り、登ります。」と意気込みを話しました。
なお、10月5日にナゴヤドームで行われる広島との今季最終戦では、試合後にファンの皆様へあいさつを行う予定です。
現在のジョイナス政権のみならず、他球団でもこういうスペシャリストを使いこなせる監督は数少ない。
一芸に秀でた選手を求め、正しく使い続けた落合政権だからこそ輝いた選手といえるでしょう。
他の監督ならここまで起用されていたか、そしてここまで現役を続けられていたかというと、外野手には打力を求める現代野球においては疑問符がついてもおかしくない。
それを思えば、選手としてピークを迎えた時期に素晴らしい指揮官に巡り合えたわけで、これは幸運ともいえましょう。
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