2012年06月27日 23:57
実は東電についてはわずかながらの議決権をもっておりますので、議題はわかっていたこともありますが、最初から中身の期待はゼロ。
発想の甘ちゃんぶりというか、殿様体質の脱却が無い限り何も変わらんだろうな、ということを思わせます。
東電病院をはじめとした資産の売却を渋り、賃金カット、賞与・退職金ゼロなどの経営改善に踏み込まぬまま値上げさせてくださいなどというのは論外です。
猪瀬氏が糾弾、再建策に不信 東電株主総会(MSN産経ニュースより)
27日開かれた東電の株主総会は、冒頭から勝俣恒久会長の議長解任動議が出るなど大荒れとなった。株主からは東電の姿勢を厳しく追及する意見が相次ぎ、株主の怒号が飛び交った。
重苦しい雰囲気に包まれた会場。拍手が起きたのは、筆頭株主である東京都の猪瀬直樹副知事が料金値上げ根拠の明確化を求め、マイクを握った瞬間だった。「りそな銀行や日本航空は経営再建中の支給をやめていた」
猪瀬氏は他社の例を引き合いに、東電が値上げ後の料金原価に今冬のボーナスを組み込んでいることを糾弾。東電が社員や、その家族しか診察しない東電病院(新宿区)の入院ベッド利用率が2割であることも明らかにし、売却を迫った。
東電側が、周囲に大病院が多いことを理由に都から一般病院への変更認可が認められないと説明すると、猪瀬氏は「挑戦的な言い方だ」と厳しい口調で切り返し、参加者らに都が提案した議案への賛同を求めるなどヒートアップした。
今回の大きな焦点となった東電の実質国有化。株主からは、「このままでは政府の操り人形となり、既存株主の権利はなくなってしまう」と危機感を強める声があがったが、勝俣氏は「今後国の責任について議論が行われていく」と述べるのが精いっぱいだった。
当たり前の話ですね。
あと、ここでは書いてませんが、当日は会場の外で何とか団体とかが集まって騒いでいたとか。
「総会の日に外でやってどうするの?単なる宣伝活動か?」
やるなら、普段からやれよなってこと。
あと、いろいろ言いたいことがあるんだろうけど、株式会社で文句が言えるのは株主。
非上場ならまだしも、ここは上場企業。
経営方針に対して主義主張をしたいのなら、最低限株主になるとかの行動がいるように思えますが……。
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