2012年06月27日 00:24
しかし、その声はどこへやら。
国民生活は完全無視し、マニフェストなんてのは絵に描いた餅となったわけですが、最大の愚策、消費税増税法案が衆院を通過しました。
自民、公明の両党が賛成を表明していたため、提出は衆院通過を意味しますが、民主党から57名が反対票を投じたとのこと。
反対の青票を投じた議員は正論を通し、賛成票を投じた議員にも主義主張はあるのでしょう。
しかし、欠席や棄権をした議員は何なんだろうか?
なぜ、そのような行動をとったのか。
それは無責任以外の何でもなく、議員失格の行動。
即座に辞表を提出して政界から去っていただきたいものです。
そして、今回青票を投じた議員は「増税以前にすべきことがある」と、政権奪取時の公約にこだわった形。
もちろん、これが正論であり、造反と煽るメディアがおかしいだけのこと。
増税法案の採決に持ち込んだ首相が最高の「造反者」であり、マニフェストを破った張本人。
それをしっかり伝えないマスコミはマスコミではなくてマス「ゴミ」であり、「正しい報道」をすることが求められることでしょう。
とはいえ、政権交代を煽って現状が生まれた責任を全くとっていないので、ごみレベル。
この法案は景気条項があるとはいえ、骨抜きにされるのは見えており、国民生活を奈落の底に突き落とす愚策ですが、外国人参政権の成立に躍起となった民主党は「日本」国民の生活がどうなろうとお構いなしでしたね。
民主57人が反対=小沢氏は離党示唆、事実上分裂-政権弱体化、増税法案が衆院通過(時事ドットコムより)
野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」とした消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案は26日午後の衆院本会議で与党と自民、公明両党などの賛成多数で可決、参院に送付された。しかし、民主党からは消費増税法案の採決で、小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相ら57人が反対票を投じ、欠席、棄権も含めれば70人を超える大量造反が出た。小沢氏は採決後、近く離党する意向を示唆。民主党は事実上分裂し、野田政権が一段と弱体化するのは必至だ。
首相は衆院通過を受け、同日夕に首相官邸で記者会見し、「大きな改革の第一歩を踏み出せたことは大きな意義がある。何としてもこの国会中に成立させる決意だ」と述べ、9月8日までの今国会中の成立に全力を挙げる考えを表明した。造反者の処分については「党内の所定のルールにのっとって、厳正に対応をしたい」と述べた。
一方、小沢氏は採決後、自らを支持する衆院議員約40人、参院議員約10人と会合を開催。今後の対応を小沢氏に一任した。同氏はこの後、記者団に「消費増税が強行されたことで、最善の策を取る可能性は非常に小さくなった。総選挙もかなり近いということが予想されるので、近いうちに決断しなければならない」と強調した。
消費増税法案に反対した議員のうち、仮に54人が離党すれば民主党は衆院でも半数を割り込み、政権は窮地に陥る。今後、小沢氏が離党し新党を結成した場合、同調者の規模が焦点となる。ただ、鳩山氏らは離党を否定しており、小沢氏に追従する意向を固めている議員は四十数人とみられる。
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