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自己保全と責任転嫁に励む政府と東電

2012年06月20日 23:13

東電の社内事故調査報告書が発表されましたが、自らの無能ぶりを認めず「想定外の津波が~」「政府が~」と責任転嫁に励むのは想定内。

「自分たちは無能でした。責任は東電も政府も負う必要があります。」
ただそれだけ書けば100点の答案ができるのに、1年以上たっても書けなかった。

いつまで殿様意識を持っているのか?
そして、そんな連中がつくる報告書を全面的に信じる人なんているのでしょうか?

東電事故調「津波想定に甘さ」最終報告 官邸介入「妨げ」と指摘(Yahoo!ニュースより)


 東京電力は20日、福島第1原発事故を受けて社内事故調査委員会(委員長・山崎雅男副社長)がまとめた事故の最終報告書を公表した。報告書は事故原因について「津波想定に結果的に甘さがあり、備えが不十分だった」と対策に甘さがあったことを認めた。しかし、同日会見した山崎副社長は「現時点で振り返れば事前の備えが足りなかったが、その時々では不作為とは言えない」との認識も示した。

 報告書では、事故対応の最中に、官邸から同原発の吉田昌郎所長(当時)にたびたび問い合わせがあったと記載。「基礎的な質問や官邸・国が担うべき退避範囲の妥当性に関する質問も含まれていた」と、菅直人首相(同)をはじめとする政治介入が、作業の妨げになっていたと指摘した。

 全面撤退問題についても、「作業に必要な者は残って対応に当たる前提だった」とし、菅氏ら当時の官邸メンバーの証言に反論。事故対応に必要な人員が現場に残ったのは「総理の発言によるものではない」と強調した。

 一方で、技術面では、地震による原発の主要設備の損傷は否定。1号機の「非常用復水器(IC)」をめぐる操作など、事故の初動対応については「(全電源を喪失し暗闇の状態で)対応は現実的に困難だった」などとの弁明が目立った。

 原発の北西方向に放射性物質が広がった原因については、2号機の格納容器から漏れ出たものと結論付けたが、具体的な流出経路や損傷箇所の特定はできておらず、課題が残った。

 調査には外部の専門家による検証委員会も設けられていたが、東電は「専門家の意見は報告書に盛り込まれている」と検証内容は明らかにせず、外部識者の意見がどう反映されたかは示されなかった。

おとなしく自らの無能を認め、賞与、退職金、役員報酬は全員ゼロ。
給与も全員時給1200円レベルまで落とす。
それくらいの改善してからモノはいったほうがいいのかもしれません。
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    東電は期待を裏切らない(東電社内事故調、原発事故の過失と責任を認めず)

    最初から「形だけ」の扱いでしたが、内容もその期待を裏切らないものでした。東京電力は20日、社内の福島原子力事故調査委員会(委員長=山崎雅男

  1. 2012 - 06/21 [ Thu ] - 23:10
  2.  現代徒然草