2012年03月27日 23:29
というか、身を滅ぼすギャンブラーの典型例。
私自身も競馬をしますが、借金してまでやるものではないと思っている。
全部外しても懐が痛まない程度でとどめるのが健全なやり方であり、「いつか当たる」は実際、「永遠に当たらない」なんですけどね……。
AIJ社長「もう100億円あれば巻き返せた」(YOMIURI ONLINEより)
「AIJ投資顧問」(東京都中央区)の年金消失問題で、同社の浅川和彦社長(59)が証券取引等監視委員会の調べに対し、年金資産の大半の運用を自ら指示していたことを認め、「いつか『当たる』と思ってやっていた。もう100億円あれば、なんとか巻き返せたのに」などと話していることが、分かった。
監視委は、浅川社長がリスクの高い運用で膨らんだ損失を取り返すため、顧客にウソをついて勧誘していたとみて、金融商品取引法違反(契約に関する偽計)容疑での刑事告発を目指す。
監視委によると、同社は2002年、英領ケイマン諸島に設立したファンドを通じて金融派生商品などへの投資を始めたが、04年3月期以降は毎年損失を出し続け、11年3月期までの9年間に、厚生年金基金などの顧客から預かった年金資産1458億円のうち、1092億円を消失させた。
スポーツ新聞に誇大広告を出すような詐欺的な競馬予想会社もあるといいますが(実態は知らん)、これの親戚みたいなものでしょうね。
この件、金融庁も監督責任を問われてもおかしくありませんが、キッチリと責任を外してるようにも見えるんですけどね……。
----------
こちらにも参加中→→→



- 関連記事
-
- 死刑廃止論者の矛盾した主張
- AIJと負け博打
- 正しい「分かち合い」の意義がわからない政府
コメント
コメントの投稿