2012年02月20日 23:04
それだけ、時間がかかりすぎというか長いというか。
ただ、今回の裁判はいろいろなものを浮き彫りにしました。
母子殺害、元少年の死刑確定へ=犯行時18歳、上告棄却-「責任あまりに重大」(時事ドットコムより)
年齢で死刑回避せず 被害感情、残虐さ重視(MSN産経ニュースより)
これまでは被告人を重視し、被害者関係者は無視に近い対応をしてきたのは確か。
その流れがもとで差し戻しになったわけですから、これはある意味で画期的なこと。
次に、裁判官の世間との意識のずれ。
一般世間は感情論に動かされるところが多く、粛々と?対応する裁判官との違いがあるのは明らか。
ただし、裁判官は法の趣旨を知る以上、甘いといわれても仕方ない。
少年法があるからと更生に期待しているようですが、再犯率が高いというのもどこかで見た現実。
これにはどう対応しているのでしょうか。
最後に現実。
少年法があるとはいえど、やっていいことと悪いことがある。
それは精神状態や育った環境云々を言う以前の問題。
前提条件が何かということなどは争点にならないことを知らせることも必要でしょう。
ただ、今回の被告人の弁護団をとやかく言うつもりはない。
極刑回避を引き出すことが彼らのミッションなんだから。
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