2012年01月11日 23:51
前社長に刑事責任の有無を問う裁判が行われましたが、無罪判決。
暴かれた日勤教育のシステムはどうかと思えますが、それとこれとは別問題。
遺族の皆様の感情は察するに余りありますが、事故を予見できる可能性もない。
感情論と法的責任とは別物であり、刑事責任までは負えないだろうとみてましたが、その通りの判決となりました。
JR福知山線脱線事故 前社長に無罪 神戸地裁(MSN産経ニュースより)
こちらにも参加中→→→兵庫県尼崎市で平成17年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告(68)の判決公判が11日、神戸地裁で開かれ、岡田信(まこと)裁判長は無罪(求刑禁錮3年)を言い渡した。
最大の争点となったのは、事故の予見可能性。検察側は、事故現場が急カーブに付け替えられた8年12月当時、鉄道本部長だった山崎前社長は危険性を認識できたと指摘。これに対し、弁護側は「鉄道本部長の立場で個別の場所の危険性に気付き、対策を指示するのは不可能」と無罪を主張していた。
公判には、過去最多となる54人の遺族・負傷者が被害者参加。多くが厳罰を求める一方、遺族の1人は「証拠が不十分で有罪は不適当」とする求刑意見を述べた。
事故をめぐっては、事故当時にそれぞれJR西の相談役、会長、社長だった井手正敬(まさたか)(76)、南谷昌二郎(70)、垣内剛(67)の歴代社長3被告も検察審査会の議決を受けて強制起訴され、公判前整理手続きが進められている。



- 関連記事
-
- 野田【増税一直線】改造内閣発足
- JR脱線事故 前社長に無罪判決
- ヨーグルト30キロ捨てて逮捕
コメント
コメントの投稿