2010年11月28日 21:55
結果が出るまでに25分以上かかる長時間の審議、そして降着と後味の悪い結末でしたが、これも競馬。
(ただ、この秋のG1だけで3回目の降着発生。外国人騎手が2回絡んでいるとはいえ、ちょっとひどい。)
その結果、繰り上がりで1着となったのはローズキングダム。
ビッグレースに手が届かない一族とされてましたが、初のタイトルはなんと繰り上がり。
こんな結末もこの一族だからこそ、と言われたらそれまでですが、関係者も素直には喜べないですよね。
東京 第30回ジャパンカップ(GⅠ)
1着 ▲ 06 ローズキングダム
2着 ◎ 16 ブエナビスタ (降着)
3着 × 02 ヴィクトワールピサ
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17着 ○ 17 マリヌス
(1位入線 ◎ 16 ブエナビスタ 2着降着 )
(馬連710円)
(参考:馬単1880円、3連複4940円、3連単25110円)
その後、JRAが公開したパトロールビデオを見ると、2回ブロックされてます。
スミヨンがインにささる馬に右鞭連打もちょっとまずかったかもしれませんが、2度目は前をふさぐ形に。
これでは、アウトと言われても仕方ないでしょう。
(よく見るとブエナビスタの直線半ばとゴール前の内ラチからの位置も大きく違ってます。)
上位に入った馬は自分の力を出してます。
ローズキングダムもヴィクトワールピサも前で競馬ができたので、これくらいは走れるのかも。
×ペルーサが出遅れなければという説もありますが、それも競馬。
まともに出たときに限って追い込み脚が出ないこともありますから、こればかりは何とも言えません。
予想はブエナビスタの軸は正解だが、04年を再現するというのはハズレ。
ただし、今年の秋G1の流れとして、「直前加算指定戦1着、海外歴」はきっちり求めた。
一方、勝ったローズキングダム。
ビッグウィークやエイシンフラッシュに足を向けては寝れないだろう。
当年菊花賞馬不在となったJCでは、3冠全戦の出走歴を持つ3歳馬に出番が来る歴史がある。
エイシンフラッシュが菊花賞を突如回避したことで、該当する馬は自身のみとなったことがこの結果の元。
ただ、コスモバルク、ドリームパスポートのように2着までとみてましたが、結果的には1着になった。
これは見ておく必要があるでしょう。
土曜日の京阪杯。
全くいいところがありませんでしたので、結果だけにします。
そういえば、土曜日の成績が酷い……。
京都 第55回京阪杯(GⅢ)
1着 × 05 スプリングソング
2着 -- 08 ケイアイアストン
3着 △ 10 モルトグランデ
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5着 ○ 12 ジェイケイセラヴィ
10着 ◎ 13 ダッシャーゴーゴー
14着 ▲ 02 ティファニーケイズ
こういうのを「惨敗」と言うんでしょうね……(汗)。
さて、来週は国際招待といいながら外国馬ゼロのJCダート。
またボチボチ検討します。
ところで、今回の降着で気になったのだが、
降着歴を持つ馬が年度代表馬になれるのか?
ちょっと疑問だが、なれないとするならブエナビスタの有馬記念1着はない。
G1ならアパパネだが、女王杯の完敗は大きなマイナス材料。
まともにいくなら、ローズキングダムやナカヤマフェスタだが、両者とも有馬記念を勝たないと無理だろう。
でも、どうなんでしょうね?これ。
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