2010年11月10日 23:12
神戸海保の保安官が流出に関与したようです。
この件、国家機密とされる事項が流出したことは問題で、聴取に対して「罪は受ける」といっているようです。
流出させたことは罪になりますが、セキュリティの甘さを含めて、なぜこうなったのかを考える必要もあるでしょう。
出したことで国民に現状をほぼ正確に知らせたのも事実ですが、それを「全く見ていない」と明言した首相はいかなるものかと。(危機感ゼロです。)
ちなみに、私自身、映像はすべて見ました。
今回の件、危険にさらされた巡視船の船員の皆様の身にもし万が一のことが起きたらどうするつもりだったのでしょうか。
そして毎度のごとく出るこの言葉には正直うんざり。
「日本と中国との間に領土問題はない」
こんなコメントでは付け込まれてしまう。
現在、領土問題は「ある」。
中国が歴史を歪曲して日本領の尖閣諸島を強奪しようとしている(というのが正しいか)。
「尖閣は古来から日本固有の領土であり、中国がやっていることは領土侵略にあたる。」
なぜ、政府はなぜこれだけのことを国際社会に向けて堂々と明言しないのか。
そして、できないのか。
その仙石内閣の媚中弱腰外交に対しての危機感。
これが最大の要因でしょう。
しかし、公開を請求し、政府の手で公開させるのは野党の仕事で一公務員がやることではないように思えます。
そして、政府に対する反抗行動として、テロ、クーデター、反乱、革命……いろいろな言葉があります。
(厳密な使い分けがあることは初めて知りました。)
かつての清教徒革命、フランス革命、ロシア革命……成功したからこそ歴史に残りますが、失敗したら単なる反逆者。
今の中国国内もしかり。
ノーベル平和賞受賞者が反逆者扱いされている国です。
こういう国に対する扱いも1つ間違えるととんでもないことになるでしょう。
話はそれましたが、この映像公開の件。
幕末から明治にかけての日本と同じ、歴史の転換としての1コマになるか、それとも単なる反逆で終わるか。
こちらも幕引きを間違えると、単なる一事件では終わらないかもしれません。
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コメント
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ビデオを見せられない理由
1 海保員2名が中国漁船に乗り移り、
危険を察知した2名は隙を窺って自ら海へ飛び込み危険回避した。
2 米国艦隊の船が映っている
流出ビデオも国民に対するガス抜きも1つの理由。
( 2010年11月11日 13:50 )
CW | URL | -
>rさん
確かに中国漁船に移ったシーンなどはなかったですね。
そこも必要な場面とも思えますが……
( 2010年11月11日 23:38 )
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