まずは「鳩菅覚書」だが、この順番は注目すべき。
▽民主党を壊さないこと
▽自民党政権に逆戻りさせないこと
▽大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと
〈1〉復興基本法案の成立
〈2〉第2次補正予算の早期編成のめどをつけること (読売新聞より)
震災復興なんて二の次いや三の次。
民主党の存続、政権保持が第一。これを声高にアピールしただけです。
2つめは、菅発言で気になる点がいくつか。
大震災、原発事故に一定のめどが付くまで、ぜひとも私に責任を果たさせてほしい。
文面などを見る限り、「辞める」とは言っていない。
発言のいい加減さ、無責任さは前首相と同じだが、解釈が一人歩きしてるのでは?という不安がある。
それ以前に辞めるというのなら、今すぐ辞めるのが筋。
道筋もへったくれもない。
辞めることがわかっている人に何を言われても、信用はありません。
そして、この
「一定のめど」とは、何がどうなればいいのか?時期も内容もわからない。
「具体的に」明示してこそ意味がある。ただでさえ処理速度が遅い菅では、あっという間に衆院の任期満了まで行ってしまうことでしょう。
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一方で、菅発言を逆読みします。
もし一定のめどが「つかなければ」どうなるか?(今のままではつくわけがない)
ついたら譲る。……裏返せば、つかなければ居座る。
退陣宣言とメディアは解釈してますが、そうではなく、たちの悪い「続投宣言」とも受け取れます。
二次補正予算の「先送り」と言う名の裏技。
出ないとは言い切れません。
メドはどこ?ことによっては衆院の任期満了が先に来ます。
今回、「最悪の選択肢を取った」と一部民主党員が後悔するのは、遠い話ではないように思えます。
ところで、この空き缶の「外国人献金問題」はどうなった?----------
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